木曜日にベルリンから戻ってきました。
そして木、金、土曜と発表会の振り付けを進めました。
帰ってきたらニューヨークが暑くてビックリ。子供も大人も汗をかきかき。
アメリカは3連休、子ども達は公立なら学校もバレエも1週間お休みです。
そして私は明日から日本へ!久しぶりの日本。私としたら珍しい冬に行って来ます。
いつもは熱帯の夏ですので。
スタジオでのレッスンはゆか先生とゆきこ先生で続行ですので、皆さん頑張って下さいね。
日本では25日は大人クラス、27日は子どもクラスだった皆さんと再会レッスンがあります!
わくわく。
ベルリンにはコンクールの引率で3泊の滞在をしてきました。
初日は早速ウインナーを食べました。特大!2人で分けても十分な肉の量でした。
去年行った記憶を頼りに、バスに乗ってホテルへ。
覚えているものですね、地下鉄もバスも問題なしで、ドラッグストアやスーパーの場所もちゃんと覚えていました。
水とビールが同じくらいの値段、食べ物の物価は安いです!
ホテルでは主催者が歓迎してくれて、夜には姉の愛美にも会って歓迎してくれました。
コンクールのプログラムにはマラーホフをはじめ、ジュリー・ケントや中村祥子さんのメッセージが入っていました。
コンクールを見ていて思ったことは色々ありました。
コンクールに出る意味も子ども達にちゃんと教えて考えさせて出たほうがいいと思いました。
その2分間ではジャッジ出来ない事が沢山あります。だからバレエ団オーディションはレッスンから始まります。
やっぱり日々のレッスンで鍛えた正確な動きやポディションが踊りの節々の美しさを導き出すと思います。
でもなかなか毎日思う存分にレッスンするには環境や周りの全てが上手く整わないと難しいことなので、限られた時間の中でどのように指導するか、、、生徒がどこまで吸収するか。生徒は一人一人違う体の違う性格なので先生も頑張らないと!
今回はYAGP(ユースアメリカグランプリ)とベルリンコンクールに向けての1ヵ月半、プライベートコーチをした生徒と一緒にベルリンへ行きました。毎日レッスンとコンクールの練習をしてきました。
そして彼女はYAGPではコンテンポラリー3位、ベルリンコンクールでは2位を頂きました。
これまで何度もコンクールはチャレンジしたけど受賞経験が全く無いと言っていたので今回は本人がかなり驚きながらも喜んでいます。
YAGPに出たジュニアの生徒達は受賞には届きませんでした、でも彼女達はまだまだこれからです。
駆け足で入賞しても本当に意味があるかどうか。今回受賞した子だって今からあと2年くらいでどうなっているか!本人次第ですね。
とにかく全員、成長が見られた事が一番意味があることです。
YAGPとベルリンコンクールに行く前に最終レッスンを見てくれた由紀子先生が、「全員すごく上手になったねー!練習をいっぱいしてたら当たり前なのかもしれないけど、ほんとに上達しててビックリしたよ!!」と電話で言ってくれました。
いつもレッスンを見ているとあまり気がつきませんが、そう言ってもらうと素直に嬉しいですね。
ベルリンコンクールでは今年からワークショップがありました。
しかもマラーホフ氏のレッスン。そのレッスンを見学!見本がお美しい。
短時間なのにとても内容が良くて、さすがマラーホフ氏です!
手先の使い方をみんなに何度も注意されていました、力が入りすぎてはいけないって。
また足裁きを意識させるコンビネーションが多くありました。足首を沢山使わせる振り付け、そしてフレックスを多く使ったバーレッスンではターンアウトをもっと意識するようにということを言われていました。
早速、今週はマラーホフ氏のレッスンを真似てみました。
写真集
コンクールのメイク中
YAGPコンクール会場
YAGPコンクールの待機中にバレエ雑誌を読んでます。
ベルリン到着!
グリコと書いてますが、本当かな。
スターバックス
マラーホフ氏のワークショップ
会場での最終チェック。場当たり。
ベルリン国立バレエ団のスタジオ前で愛美と私。今月で長い歴史に幕を閉じて取り壊しだそうです。